本能の行動原理
merit

固定された確率は成功を遮断する
はじめに、人間の意思決定について理解するうえで、心理学や脳科学では、「人は自分の意見を自覚しながら判断しているわけではない」という視点が重要視されています。
たとえば、かんたんにイメージができるように宝くじの購入行動を礼にすると、多くの人は「買うなら当選させたい」と明確な自覚を持つため購入という行動を起こします。一方では「自分が当選する可能性は限りなく低く無駄な買い物だ」という前提を無自覚に保持しています。ですが、その″無自覚の保持″に気がつける人はほとんどいないのが人の実情です。
人間の意思決定は、社会的従属心が強い人ほど意識的な自覚と、無意識の無自覚に二分された二重構造の性質を持ちます。
そのため、結婚式や入籍の日取り、縁起、大安、占い、年廻りやラッキーカラーなどの外的要因は、心理的にごく微細な影響を与えることはあっても、それ自体がおよぼす作用の影響で、結果をコントロールしたり引きつけたりする作用は持ち合わせていません。
もしあなたが、それより確実なものは無いか?
と、真剣に模索している状態なら、重要なのは、動機が行動を形成し、行動が結果を到来させているメカニズムを理解して下さい。
「当たらない」—— と確信した人には、当たらない現実が展開します。
「(ダメ元でも)必ず当たる」—— と信じた人は、ダメになるハプニングが起きます。
「当たる」—— と確信した人には、当たる確率が最大となります。
これは、思い方のさじ加減がどうとか、意識がどう思っているかではなく、″無意識がどうなっているのかが最も重要″となります。本研究では、こうした現象をスピリチュアル的な勘に頼ったり、神的世界、オカルト的なパワー、願掛け儀式や、解釈を変える思想哲学、神仏のご加護など抽象的な不確実性の高いリソースは導入していません。むしろ、人が自覚できる意思決定ではなく、無自覚の無意識下にある存在自体の方が、実現するチカラに役立つため重視しています。
例えば、絶対に頑張りたいといった決断の前提にあるものは、今まであまり頑張っていなかった無自覚の真実があります、ですから、現実は頑張れない現実が100%達成されます。その他にも、チョコレートが好きという方の無自覚の前提にあるものは、憂鬱でつまらない日が多く疲れやすく気分が乗らない、ですからチョコレートが無いと気分が乗らない現実があるのは、決してチョコレートを好きなのではなく、一時的に自分の自信を保てるから依存しているのです。
このように、ほとんどの場合に自覚している意識と対極をなす表裏があり、裏が100%近く展開する脳のメカニズムがあります。オモテとウラ、相反する意識が常に脳内では対になっていて、そのつど裏を把握することなく、表側だけが自身の本心に違いないと自信を持って信じきっている状態なのがほとんどの方がこの構造です。
残念ながら、あなたが心にも思っていない裏の事でも、あなたの脳は間違いなくその裏の思考を逃さず信号として拾っており、それを脳が実際に処理を行なっている現実を『脳科学』と呼びます。これは、だろう、多分、恐らく、といった仮説ではなく、脳科学分野における専門家の方々が、脳波系信号という意識した内容が脳のどの位置で動いているかを、点滅しながら感知できる測定機器などで調べ尽くしている最新の現実です。
その結果、実際にその無自覚の裏の領域が存在している事実があり、証明された世界が実際にあるのです。あなたの人生のほとんどを、あなたの決意に反する裏の意識によってあなたは支配され、裏目ばかりを現実化してしまう事が分かりかけたのが、ここ10年、つい最近の話しとなります。
「絶対に誰かの役に立ちたい」—— と確信した人には、役に立たない現実が展開します。
G.C心理メソッド研究所が独自に行った実験の例で分かりやすいのが、ダイエットをいくらしても痩せない方の脳波を測定すると、痩せていく工程で起こる喜びの信号が測定できず、細くなる事が苦痛でしか無いクライアントがいました。一方、どんどん痩せていってしまうクライアントの脳波を測定すると喜びの信号が測定できており、痩せたあなたは何が待っているか?を楽しみに取り組んでいる事が分かりました。
では、なぜ前者の方が、自分のメリットとなるはずの痩せる工程が苦痛だったかというと、痩せたとしても頭が良くなるわけじゃないという信号を拾ったのです。念のため本人にそれとなく確認してみると、目を見開いたまま無言で泣き出してしまったのです。
丹念に本人にヒアリングを重ねると、「自分では全く思ってもいなかったのに、言われた瞬間に何が起きたか分からず泣いてしまいました、けれど、心のどこかでは、痩せたってどうせ頭が良くなるわけじゃ無い、そう思っていました。10代の頃に誓った事ですっかり忘れていました」という具合に、起きている現象と裏で決意していたことが100%符合していたのです。
このクライアントは、無意識にある裏の意識を認めるというプロセス(プログラム)を行うことによって最終的に痩せてしまい、Lサイズでも小さかった服がSサイズでちょうどいいと感じる、スレンダーな身体を再現できたのです。
もう一つ、例を出します。
「この講師には結果を出させない」—— と確信した人には、結果が出せない現実が展開します。
これは当然で、とても当たり前のことですが「受けたのに結果が出ない」と悪態をつくクライアントも一部いますが、女性に偏って見受けられました。実際に効果が出るように紐解き、長年の感覚と実経験から結果が出るはずだとおおかた確信している中で、「結果が出ない」または「この手法では結果を出せない」というのは非常に謎でした。長年に渡り検証を重ねた内容ですからそこまで明確に変化が無いのは謎でした。それを丹念に紐解いていくと、結局こういう事でした。
「自分の旦那より成功させたくない」「今までの自分の人生を否定されたくない」「苦手なタイプだからヤル気が出ない」「結果が出なければ責任問題ですよね?」などを、あからさまにハッキリと伝えてきます。一見は嫉妬かとも受け取れるそれを丹念に紐解いていくと、呆気ない結末が待っていました、これは、心理学というよりかは乙女心や女心と言いましょうか、昔からよくある嫌いは好きの裏返し、それだけの事だったのです。こちらから見ればそれだけの事でも、相手からすれば重要な事だったのです。それ以来、確実に成果に結びついたのです。このような単純明快な事で変われない人は意外といます。
信じて疑わない自分の明確な意思よりも、自分が全く自覚できずに過ごしている無自覚の裏の意識に、人生の決定権が″ある″という分かりやすい実例をお伝えしました。もちろん、難解なものはここでお伝えしきれません。
そういった中、ここ10年、一気に世の中に浸透したのが、″潜在意識(無意識の構造)″に関する情報でした。裏の意識の他に、潜在意識は無意識に現実を作る決定権をもつと言われていたため、現実を生み出している領域にスポットを当てることで、合理的に人生が進行できると多くの方が腑に落ちていました。
ですが、その納得には誤解や誤りがあります。それは、後ほどお伝えしますが、まずは、こういった今まで知らなかった仕組みを把握するには単純に″慣れが必要″だという流れを知ってください。
一例ですが、G.C心理メソッド研究所が行う実験では、国民病と言われる「腰痛(腰の違和感などさまざまを含む)」は、間違いなくあなたが望んで起こしている事が分かりました。ですが、整形外科や整体、接骨院などに「どうにかしてくれ」「なんでこんな事に…」「この状態を望むはずがない早く治したい」と懇願する状況しか見えていないのです。
オブラートに包む事なく言い切ってしまうと、これは流石に怪しいと思われとしまうかもしれませんが、敢えてお伝えすると、
「治りたい」と自覚がいくら叫んでいても、無自覚の無意識では「治されたらたまらない、治ることなく壊させてくれ、その方が好都合だ」という裏の意識が腰の痛みを作り出しているという、理解が追いつかない世界が存在するのです。頭が疲れないようにお読みください。
それは、一体どういう事で、そうなるのでしょうか。大抵の方は「ん?」と疑問でしかないと思うのは当然です。本当に複雑な世界なのですが、多くの場合、慣れてこれば言葉尻や話し方からごく僅かですが紐解けたりする場合があります。
▼決定(起点)による言葉尻の一例
・そもそもやればできる、努力次第だ。◯
・ダメな自分だとしても、必ずやり遂げる×
前者の言葉尻は、非常にあっけなく非常に現実的です。一方、後者は、単純に言葉選びが健気で奮い立つワードとしても綺麗。人間的に美しさがあり、生き抜く情熱やロマンがあり、多くの人を共感させるチカラを持つのは間違いないでしょう。
しかし、よく見てください、前者は、そもそもが起点となっていますが、後者の起点は、ダメな自分が起点として始まっています。
皆さんは、そもそもの話をサラッと話す人と、ダメな話からうだうだ話す人、どちらの方が成功すると思うでしょうか?また、どちらの人材を信用したいでしょうか?
一目瞭然だと思います。ただし、注意が要りますが、アスリートのメダル獲得のインタビューなどでは、ダメだった自分がこんな風になど紆余曲折のエピソードを含めて回答しますが、それは結果を出せた後付の話で、今回のように取り組む前の話しとは脳の反応は違うのです。ダメの基準が大幅に異なるためです。
ここまで、いくつかお伝えしてきましたが、脳は「何を望むか?」だけでなく、その前段階でどのような刺激から決意したのかによって、現実の展開が変わります。こうした無意識の影響を、心理学では「プライミング効果(Priming Effect)」と呼びます。
たとえば、山積みのトランプからスペードのAを一発で引き当てられる可能性は1/54として多分にあります。それを、潜在意識(集合無意識)を使うことで、枚数は変わらなくてもおおかた1/10くらいに確率は上がります。さらに、細かく行えばまるでマジックショーの手品のような現象化の連続も無理な話ではありません。
ですが、宝くじの販売方式のように購入する券そのものを自分で選択できず、販売棚から出す販売員の選択や、倉庫の在庫管理など第三者の管理介入など、他人の選択に確率が委ねられてしまう場合には、選択の可能性が介在する余地はほぼなく、更に矢のタイミングも第三者に遮断され、量子を含む潜在意識がコントロール不可能な状態です。
同様に、子供が買うようなカプセルなどのガチャで、1発でお目当てが出ないかを渾身の信念と潜在意識を使ったとしても、目的の景品が物理的に箱の上部に見えており複数回転させなければ到達できない配置なら、どれほど明確なイメージを持っていても、1発で出せる現象は100%現実化しません。この状況において、潜在意識を調整したところで無謀であり愚策以外の何物でもない、という事を知ってください。物理的に試行回数を必要とすることが突破であり、祈りや情報空間書き換えなどは、目的を果たせないという事になり、実現化する未来は起きません。
次こそは、100%の確率で目当てのカプセルが出て欲しいという強い信号が脳波を伝って、力強く広範囲に拡散されていたとしても、物理的に透明のボックスの上部に見え、固定されていれば、1回目のガチャで実現する可能性は100%ゼロです。これが、物事を現実化しやすい潜在意識の誤解・遮断の原理となります。
先ほど、潜在意識に対する納得には誤解や誤りがありますと強くお伝えしたいのは、大方この部分となります。
これは、初期の頃に実際にあったノンフィクションですが、トリプルアクセル成功を目標にしたいと申し出があり一生懸命にセッションを行いました。しかし、数ヶ月しても全く変わらないと困っていたため聞き出すと、スケートシューズを履いても立つことすらままない状態で、今スグにでも飛びたいと強く願っていた実態がありました。
このクライアントは、すぐに結果を出せる方法が無いかをありとあらゆる角度から探していましたが、もっとも確率を引き上げる答えは単純明快で「練習しないと無理」とようやく気がついたのでした。そのクライアントの中では練習はストレスが溜まる嫌な事でしたので、嫌なことに取り組む価値は無いと考え、努力を避けることこそがほんとうの自分(自己一致)だと都合よく解釈していたのです。
このように、“起点から100%願いきれていたとしても、展開が完全に遮断されてしまう物理構造”がかならず存在するため、そういったデメリットも知ってもらいたいのです。
サイコロの場合、「1の目が出る」と無意識から思えば、投げる力加減や方向を潜在意識が完璧に計算していくため、実際に脳が神経に命令をかけて、まるで魔法を使ったかのように1を出すことは起きるでしょう。6面サイコロの場合、潜在意識を使わなくても1が出る確率は 1/6 、およそ16.7%ですので、信じがたい現象ではありません。
ですが、6面全てに元々の状態で3しか書かれていないサイコロにすり替わったことを知らずに投げ続けた場合、どれだけ無意識から1を望んでも、1の目が出ることは以後100%ありません。
これは、はじめから0.1%の可能性も存在なく、最初から0%しかない現象率のため、願ったことが100%現実化されない“起点の遮断”が起きている状況となります。
つまり、もし、あなたが成功したい何かを引き寄せようとしたい状況で「遮断」が介入する場合は、達成率は大抵はゼロということです。
しかし、商法や哲学というのは非常に巧みで、エイブラハムやザ・シークレットなどは、「望むものはすべて引き寄せられる」「強く願えば1の目は必ず出る」といったような方向性へ強引に説き伏せてしまい、しかも、科学法則だと断言してしまうためスピリチュアルセールスと化してしまいました。
明らかに遮断によって達成率が妨害されても、尚達成でき、青い鳥は必ずどこかにいると追いかけ信じてしまう事を、心理学では「魔術的思考(Magical Thinking)」や「コントロールの幻想」と呼びます。
物理的・構造的に不可能な状況では、現実がそれに応じることは100%ありません。しっかりと覚えてください。
ただし、話は為になったところで落着ではなく、一方ではこの短所を知ってしまう事にも弊害がある、という側面も知ってください。
エピソードを挙げると、「本物のサンタは来なかった。実は親だった」と知り、夢を打ち砕かれてガッカリする子どもは本当に多くいます。
子どもは本気でサンタを引き寄せようと信じて願いながら眠ります。しかし、そもそも親が代行しているという時点で既にサンタに遭遇できる確率が完全に遮断された状態であることを知らない子供は、「もう二度とサンタクロースなんて信じない」という強い反動を伴うため無自覚にトラウマになる場合がほとんどで、これらの行事は子供に夢を持たせたい教育なのか、子供に夢は潰す事が大事だと教えたいのか際どい内容です。
いずれにしても、「騙されない、疑う」という先入観が信念となってしまうデメリットに傾くことを、専門用語の呼び名で″確証バイアス″というものが生じるリスクがあります。
この確証バイアスは、2度と傷つく経験をしないように、自分にとっておあつらえの良い情報や都合に見合った人の言うことだけを信じて生きる人が持ち合わせる偏見や差別につながる温床となります。占いでも悪いことは信じず、良いことだけを信じるポジティブな方に多くみられます。
他人から騙されて傷つけられる未来を想定し、その対策を講じたため、賢い選択のように見えますが、「突拍子の無いことは願っても騙されるだけ」と一旦学習してしまうと、大成功や奇跡的な低確率の可能性(チャンス)が実際に発生していたとしても、疑い潰し、認識できず、自ら可能性を閉じてしまう人が非常に多い実態があるという、人生においてプラスの場面を断るリスクが生じてしまうことを知ってほしいのです。
”大きなチャンスほど逃す”という信念になります。これは、人生の一番の感動をすり減らすリスキーな行為です。
人間の脳は、自覚のある意識よりも無意識の方が2000万倍以上の情報量を処理しているため、賢い人ほど、無意識では無理だと疑い尽くし、手にはいるものを逃している構造があります。
物事には、本来は断ると決まっていた事案でも、なぜか「いいですよ」と態度が急変し、特別に許可が下りることがあります。
これが疑いを持つ状態の場合、まだ起きてもいないのに「やはり無理だ」という悪い予感だけが自己信念化されていき、確率のある事案すら蹴ったりスルーを行い、潰すようになるのです。
たとえ望ましい未来を想像しても、無意識が「失敗する可能性」を優先し、傷つくトラウマを最優先で未然に防ぐ限り、行動は慎重過ぎて、成果や達成から自ら遮断しまうことが多々あります。
高い成果を得策できる人は、才能だけでなく、「成功を前提とした意思決定」を自然に選択する傾向があります。過度な保証を求めず、過度の無傷を求めず、プライドよりも恥や損を許容できる利害ではない行動起点を持ちます。
つまり、本能が先走る状態なのです。
セッションでも、結果の再現保証を過度に講師に求める人よりも、「必要だから取り組まざるを得ない」という姿勢の方が、その後の成果につながる傾向が高くなります。
無意識で願う人が、現実を動かす。
というメカニズムがあるのなら、
現実を動かすには、無意識で願う。
とすれば早いということで、潜在意識や無意識などが流行していったのです。そして、成功は意識より無意識からです。そして、潜在意識や無意識を超えるのが本能です。
◻️1.本能はどこから来たのか?
人間が誕生するはるか昔、約5億年前、脊椎動物時代にはすでに、潜在意識や思考より先に働く仕組みがありました。摂食、逃避、生殖、闘争、生存のために、思考を使わずに体を動かす類いの領域が「本能」です。
◻️2.潜在意識・無意識の起源
潜在意識とは、自分では気づいていないのに、様々な感覚や行動に反応している心の働きです。
人間は、約20万年の間で本能だけで生きる動物ではなくなりました。言葉である言語でコミュニケーション使うようになり、集団で暮らし、ルールを思いつくようになると、「やりたいこと」と「やっていいこと」の間に″我慢″が生まれました。それが発達したものが″超自我″と呼ばれ、抑圧する理性のサポートを行う領域となりました。
その結果、「本当はこうしたい」という気持ちを表に出さないことで、共感や協調性となり発達するようになりました。
たとえるなら、本能が「根」とした場合、それを超自我がフタをしますが、そのフタの間隙を縫ってはみ出た「枝葉」が潜在意識や無意識というイメージになります。
フロイトは、本能をリビドーと名付け、自覚できない欲求や記憶の領域を「無意識」としました。フロイトの弟子のユングはさらに無意識を超えた理解できない領域を「集合無意識」と提唱しました。イメージ的には、昔から良くある三途の川、夢枕や正夢、予知夢などがあげられます。
夢枕に関しては深夜から明け方にかけて、中途覚醒が起きた場合、脳機能により幻覚作用が発生し、両親や先祖、神様が枕元に立つことで知られていますが、これは超自我のフタの下にある、重要な情報や本能的な欲望を、本人の代わりに本人の無意識が夢内で言語化することで、得をする情報を逃さないように信頼できる人物を投影し、知らせる役目があります。
昔からそれらは、善良な日頃の行いが報いであるという云われがありますが、それは、あながち嘘ではなく科学的にも的を得ていて、超自我のフタが強いという事は協調性と共感力が強く、やさしい人ほど見やすいという傾向はメカニズム的には一致しています。ただ、本当は本能が強いのに、日頃から言いたい事を言えない抑圧の多い人ともとれます。明け方付近の言語化された内容は信憑性が高い場合が多く、強引に起床しメモを取る事をおススメします。
一旦、起床してしまうと理性や超自我が意識を支配するため、本人に伝わらないリスクがあります。そのため、夢を見ている間だけフタが開き支配が弱まる一瞬の隙を狙って情報を伝えるのは理に叶った現象です。
現代心理学の俗語では、集合無意識から派生した高次の脳作用による痙攣を伴うトランスや、覚醒による急激に突出した能力の発生を超意識と呼ぶようになり、イメージ的にはサヴァンや20桁の暗算がすぐ出来るなどのギフテッドに近い領域です。いずれにしても本人が無自覚の「無意識的・自動的な情報処理」として研究されています。
◻️3.本能は「悪」なのか?
本能は長きに渡り「理性の敵」「抑えなければ危険な悪いもの」として扱われてきました、
怒りは人を傷つけ、 嫉妬は他人に苛立ち、 恐れは居直りながら成功を止める。
ですが、本能そのものが悪いわけではなく問題はその使い道にあります。
怒りは「自らを守りぬく」 という防衛反応。
嫉妬は「自分も欲しい」 という心底の願い。
恐れは「同じ失敗は2度しない」 という才能の裏返しです。
これまでの人類史では、同じルールの中で生活する「仲間と集団の時代」を通過してきました。ところがインターネットITやweb、アプリケーションAIによって、個人でも発信し、商品をつくり、世界と直接つながれるようになりました。
仲間や集団の結束で評価を受ける時代が長きに渡り、個の才能が評価を受ける時代に転換したのが2020年だと言われています。仲間と集団の時代では扱いにくかった「オタクのような強いこだわり」「従わない競争心」「遠慮のない図々しさ」「ありそうで無かった独創的な異端」が、むしろ抜きに出る価値に変わります。
同じ石油やガソリンでも、火を放てば大火事になりますが、うまく使えばタイヤやエンジンに化け、高性能で人が欲しがる動力になるのと同じように転換されていくのです。
怒りは突破力へ。 嫉妬は本心の自分へ。 恐れは計画する力へ。 欲望は行動力へ。
その、頂点こそが生殖。
理性の役割は、本能を動物扱いし制圧したり退化させることではありません。本能といえば、真っ先に思い浮かぶのが凶暴さ・性犯罪などを連想すると思いますが、それは使い道を誤り、法を超えた例ばかりをメディアや教育機関が際立てて広告しているため片側だけを刷り込まれたからです。
街頭インタビューで100人に本能のメリットを聞いても、答えられる人はごく僅かでしょう。猛進力や母性的なパワー、爆食をやめられないだとか、好きなアーティストを追っかける推しエネルギーだとか、その辺りをようやく頑張って出せる程度。それくらい、仲間と集団の時代ではメリットとしててわはなく、協調性と共感の輪を見出す扱いづらいものだとし蔑まれていたのです。
そんな本能は個の時代に、間違いなく大活躍すると確信しています。社会で活用できる形へ変えることで更なる飛躍を遂げる、そんな展開は約束されたも同然です。この本能をまずは、あなたの目で見て、実際に体感してみてはどうでしょう。
今後の本能の活躍に目が向いたあなたは先駆者として秀でる未来が待っているかもしれません。
脳は物事を0.2秒で決定している
人の購買や異性選びを含む選定の仕方は、理屈だけで決めているわけではありません。脳は欲しいという刺激を受けると、約0.2秒という早い段階から「安心かor警戒か」「惹かれるかor避けるか」といった決定を無意識で始めます。遅くても0.8秒以内には決まっているそうです。
そこでは、買う/買わない、好感/嫌悪を既に決めていて、後からそれに見合った言い訳や感情・態度を後付けする事によって理性的に表現しているだけなのです。つまり、ファーストラブを信じますか?は、しばし議論されますが、大抵はファーストラブしかないのです。
ですが、ここがポイントですが、認めるとリスクがあるため″知らないフリや簡単に好きにならない″ように振る舞っているだけという事すら自覚ができない領域だというのが真実です。実際に原住民など異性と見るかどうかは一瞬で心に決めているそうです。現代社会では責任や利害、人口増加により競争が激しすぎるあまり、直ぐに妊娠するよりも防衛が先走る方が身についているのです。人口の多い社会では、ビジネスでも恋愛でも、説得やプレゼンなど、PRや提案で動かしながら、容姿を含めたギブの質が重要視され、0.8秒以内に行っていたであろう決定を再び意識レベルに呼び戻す事ができるかどうかが大きななターニングポイントとなります。
つまり、ビジネスでも恋愛でも、本能的な決め手は理屈より初期の「反応」です。その初期反応がなければいくらギブをし、魅力的なアプローチをしても振り向く事はないでしょう。後からゆっくり中身を知ってもらえればいいという考えはインプレッションがあった場合のみ有効で、インプレッションが無ければ得策にならないという現実を知って下さい。
その0.2秒の反応よりも更に深い、人によっては、今日好きな人ができそうな気がするなど0.2秒を超えて、実際にその日に出会ってしまう。そんな、理解したがだい事前予測までできてしまう感覚を持ち合わせる方もいます。そのあたりの感度の良さが集合無意識が反映されている現象であり、あたかも運命と名付けられていくというのが実態だと思います。つまり、運命とは”感度”の問題で、普通の人よりも大幅に察知能力に長けた”過敏”であると感じます。
2020年のバスとフォーリーの論文“Mating and Marketing” でも、性欲に及ぶ動機が、購買や異性選択などの消費行動や”マーケティング”との関連を示唆し、本能に基づく選択を果たした人ほど、男性は顕示的な購買に務め、女性は公的な社会援助気質が強まる。
つまり、望む性接触を得られる男性はステージを上昇しようとし、得られる女性は短気がなくなることで物腰が柔らかく欲張ることなくやさしくなり、男女共に支援型のリーダーとしての素質が芽生えやすいため、周囲を自然に巻き込んで動かす傾向が見られる。いわば影響を及ぼす人材になるか、組織を形成しやすいという事になります。
これは、性によってとてつもなく革新的に人を変える事実がある、という事になります。
実際にG.C心理メソッド研究所が行った過去の実験においても、男女は満たされていくと、性格や性質が転換する様子が顕著でした。
評価欲・承認欲・自尊心・自己納得・知的好奇心がいずれも薄れていき、(互いに)実益を発生させていく現象を起こします。他人は信用できない、物腰は疑ってかかれという猜疑心を強く持ち、実態や正体を暴きたい意欲が強かった強気の性格が、どうすれば双方が幸せになれるかに意識が向かい始める様子が間違いなく見られます。
そこで、他者に与える支援を実際に実践していく中で、どうすれば、更に人は幸福になれるかに興味をもつため、新たな報酬と幸福をもたらすことに全力を尽くす良い癖という位置づけです。
これが、まさに好サイクルをもたらす正の循環です。そこで、脳の回転速度は早くなり、さまざまを適正に洞察したり企画する力に長けていきます。

大病や病気が消える現象が発生
人間の身体が最も大きく変わる代表例は、第二次性徴期です。思春期には、性ホルモンや成長ホルモンなどが大きく変化し、身長、筋肉、体脂肪、脳、代謝に広い変化が起こります。
つまり、それまで小学生までは生存だけが主目的でしたが、思春期に入り生殖が主目的に向かい人には、認められたい、選ばれたい、勝ちたい、愛されたいという強い欲求があります。ところが社会では、評価、ルール、失敗への恐れなどによって、その力を抑える場面が少なくありません。
本能そのものが悪いわけではありません。
たとえば太陽の熱は、そのままなら暑さになります。しかし、ソーラーパネルを通せば電気になります。本能もそれに似ています。怒りや競争心として放出すれば人を傷つけることがありますが、仕事、創造、挑戦、支援へ向きを変えれば、大きな行動エネルギーになり、ニューロブレインが考えているのは、この「本能の転用」です。
つまり、生殖に向かう仕組みは、性だけの問題ではなく、身体全体を実際にカタチを変えていく大きな生物学的イベントです。人生において″望む方へ変わる″とはこの事です。
勘のいい方はもうお気づきだと思いますが、「変われません…」「治りません…」「収益できません…」という方の不足や欠損は、実のところ本当はどこにあるのか?もはや、明確ではないでしょうか?
そこは、あえて結論を濁しますが、さらに、ここからが、G.Cの研究領域です。
母親との強い愛着や、異性との恋愛では、ドーパミンやオキシトシンを含む報酬系、気持ちがいい物質が働きます。ですが、これらは「気持ちいい」という感覚だけではなく、動機づけ、社会的な結びつき、次の行動を起こす発想力のディープインセンティブやコンテクスにも関わっています。
そこで私たちは、本能をただ我慢させるのではなく、本人が本当に欲しているものと、仕事や人生の目標を同じ方向へ向けたらどんな化学反応が起こるのかを長年観察してきました。
本能が、恋愛、創造、仕事、他者への支援へ使われる状態に転換されていくと、同じ人でもエネルギーの使い方が変わり、現象や結果まで変わる事が分かりました。
これは、本能がもともとは、とてつもなく強い最強エネルギーであるため、ハマれば強いのです。フィールドに置いたオセロの一枚を返す感覚に近いかもしれません。
一枚が返ると、その隣も変わる。人間関係が変わる。判断が変わる。仕事が変わる。さらに自己評価も変わる。
ニューロブレインでは、この連鎖を偶然として眺めるのではなく、本能・報酬・行動の仕組みとして研究しています。本能を消すのではなく、暴走させるのでもなくただ、使えるエネルギーへ転換する。これが、ニューロブレインが考える「本能の活用メカニズム」です。

過去30年近い調査データを用いると、人が究極の活力を得られるのは、一般的な性体験を超える、敬遠されがちな深い性的欲求(獲得意欲)が満たされたときです。
フェニルエチルアミンと呼ばれる恋愛時にのみ放出される体内麻薬の作用で、好気という感情がエスカレートし、「1日も早く会いたい」「今すぐ会いたい」そんな焦燥感に駆られることになりますが、そういった体内麻薬によって正しい興奮をもたらす動物的な衝動がリビドー(本能)です。
ただ、そういった一般的な衝動であるリビドーだけでは、こびりついた血管壁のプラークを溶かしたり、がん細胞などを急激に消失させる活性までを引き起こす効能効果はありません。
一方、マズローピラミッドの自己実現欲求の先にある生物上の目的下では、ピラミッド第1層目において選ぶ相手とは似かよらず、″まったく別の異性を好む生物レベルの習性″を持ち、かつ効能を持つ可能性が高いことまでを分析しました。
その第6層領域が、超リビドー。
その、第6層目の無意識下で嗜好する相手によってのみ得られる充足こそが、「一般的な恋愛とは異なる衝動意欲を発揮することで様々なメリットや、突出した達成力を生み出す」という独自の解析データによる顛末となります。これはまだ、世界で例のない研究結果となります。
ピラミッド第6層目に該当する無意識下の異性嗜好を最高異性欲求と位置付け、マズロー第1層目の一般的な自覚ある極めて生理的に好む恋愛対象から発展していく性的快楽とは″明確な差がある″というのが他の論証では見られない特徴です。
この、ピラミッドの第6層に達していたグループでは、糖尿病、うつや神経症など自律神経失調の症状が担当医の判断で通院の必要がない、という飛躍的な改善の流れまでについて、多く報告がありました。ピラミッド第1層目の一般的な恋愛や高揚感では認められませんでした。
G.C心理メソッド研究所では、その構造からヒントを得て、無投薬・無治療下でみられた一部のがんの自然退縮(または消失)についてや、パーキンソン病におけるドーパミン系の抜本的な改善変化についても、研究してきました。
そして、ここから先がニューロブレインの独自研究ですが、長年、「社会的に成功」と「人としての満足」は必ずしも一致しないことに着目してきました。収入や地位が高くても、本能的な満足が低く不満が高い人には、焦りや不満、対人トラブル、社会的失墜が現れることがあります。
一方、自分が本当に求めているものと現実の体験が一致している人には、意欲の持続、企画力、寛容性、再挑戦力が強く現れる傾向がありました。そこで研究所では、A群【目標への達成度が高い人】と、B群【目標へ到達しにくい人】を比較し要素を抽出しました。その特徴を他のクライアントへ適用し、再現性の検証を繰り返してきました。その過程で浮かび上がった重要な要素の一つが、本人が自覚できていない、無意識下でどれだけ本能的な報酬を得た体験をもつかという点でした。
これは医学的な論証の寄せ集めではなく、ニューロブレインが独自に追究している研究仮説です。重要なのは、性的な衝動そのものを目的にすることではなく、報酬による自己価値の高まりや突出的な行動に結びつく強い本能領域は活用できるという事が結論です。
他に着目しているのが、「患者とは、何をどれだけ求めているのか?」という本能的な満足の閾値の計測を試みています。欲求の満足において満たされた状態、または満たされる可能性がある状況下では、神経伝達スピードが早く、反射神経や代謝も活発に引き起こり、認知症の原因となるアミロイドβや活性酸素の発生量も低い。
反対に満たされない欲求を長期間抱え続ける状態、または欲求を獲得できる体験が絶望的で不可能な場合では、報酬系が著しく低下し、前頭葉の機能低下が見られ、自律神経、内分泌系、免疫系に欲求が満たされた場合とは、まったく異なる負荷がかかりはじめ、脳内に負担がかかるためアミロイドβや活性酸素の発生量も増加していく。
運動や食事、姿勢をいくら徹底し、衛生面を気を付けても、改善が追いつかないケースのそのほとんどが生存または生殖と関連しており、例外は見られない。
つまり、本能から是正しなければ、治療だけでは是正行為とは呼べず、その都度しのぐ対症では治療効率よりも、体内の腐敗効率が上回ってしまう。この2つの相互摩擦が体内で常時起きていて、それが追いつけない場合に物理的な現象に現れはじめ、症状として体感したり診断がおりる事になると考えます。これが本研究所の独自仮説で本能理論です。
つまり、健康を考えるうえで見落としてはいけないのは、「何を食べるか」「何をすれば気が晴れるか」「どんな治療を受けるか」「どの先生に託すか」だけではなく、その人が本能的に何を求め、何を欲し、何のために生きようとしたいのか?という部分を、意識に振り回される事なく、無意識下に是正に必要な鍵が間違いなくあると考えます。
これまで社会では、「理性で自分を制御すること」が美徳とされてきました。ですが、人は社会人の前に、1個体の生物という事を認識する必要があると思います。生物の側から見れば、本能はわざわざ抑えつけるために存在している訳ではありません。本能が退化していないそれなりの理由があるにも関わらずモラルというルールに阻まれた死角のように生物学上のメリットが必ず存在するはずです。
そういった状態を見過ごしたまま、名高い名医に従ったところでその人の未来に奇跡は起きないのではないでしょうか。これは当然ながら極論ですが、概要を知っていただくために極端にお伝えしていますし、実際にこの辺りの因果にたどり着いています。
これは、医療やセラピー、カウンセリングなどの心理的支援を否定したい訳ではありません。むしろ、それらを身体や精神を支える重要な緩和ケアとしながら、欲求に対して絶望的な状況にある方にとっては命綱に匹敵するサポートだと思います。そういったことを踏まえた上でG.C心理メソッド研究所では、緩和ケアや哲学を用いた支援型のサポートではなく「本人が生きたいと思える理由」まで実体験させなければ、何も解決しないことをすでに知っています。
すべてを効率よく人生を回していくという本能を利用することを追究しているG.C心理メソッド研究所では、生存と生殖を活用し体験できるまでを全面的にナビゲートする戦略特化型に的を絞って進めています。
本能からあなたを立ち上げていく。
その本能を動かせた時に、「報われた」と感じる最高の高揚感であるドーパミンを介して、その報酬により大きな満足によって更に何かを達成しようという、いわゆるハマる状態、癖になった状態までをプログラムにおいて目的を現実化するスピードを高めていく事になるわけです。
科学による論証がまだ追いつけていない内部代謝による人体の稀な現象や、今の社会が見落としている特異な達成意欲の手法など、人生に関わる様々なメリットをもたらす事を念頭に、必要とする方にご提供しています。
